どうしようもない陳腐

  私が「死にたい」と思う時は、過去の一点のみを捉えているので、今現在の私にはなんら関係のないものだ。

  目と喉の奥がツーンと痛くなり、吐き気を感じる。

  私は幼い頃、人に自分の気持ちを伝えるのが苦手だった。だから辛い時は「Here, there and everywhere」を聴きながら、一人布団の中で泣いていた。今では、どこでも、頭の中でそれは展開される。

  虚しさは感じない。ただ虚しいという言葉に合っているのは、魂は4次元的で、いつどこにでも存在するが、過去のその一点だけはどうしても消したい故に考えてしまって、存在する事を認めていることだ。

  最近は本を殴るといいことに気がついた。拳の中の骨が、殴った瞬間にぐにっと動き、関節が赤くなる。

  誰かの毛が生えている太ももの、裏の筋肉が筋張っている部分。

 


The Beatles - A Day In The Life