吐き気を我慢し、明日吐こうと、毎日、朝日から逃れるように眠る。

時には、寝返りを打った君をできるだけ柔らかく迎える布団であろうとし、

時には、眠りに落ちた君の枕元で囁くマリアであろうとする。

様々な最期の時を思う。

絡まり合った今を幸せだったと思う日が来るのかもしれないと、

吐き気を我慢し、明日吐こうと、毎日、朝日から逃れるように眠る。